アメリカで発達したアイスクリーム

アイスクリームアメリカにアイスクリームが伝わった年代ははっきりしていません。
1700年の日付けのあるメリーランド州知事ブレーデンを訪れた客の手紙に「ちょっと珍しいデザートを食べた。イチゴと牛乳を使ったすばらしいアイスクリームで、非常においしい」という内容がありました。これがアメリカにおいて初めてアイスクリームという言葉が出てくる資料となります。 第4代大統領の夫人が、1811年に初めてアイスクリームをデザートとして登場させたのがホワイトハウスの晩餐会でした。しかし当時はアイスクリームを作る技術が乏しかったため、手でかき混ぜてつくるという重労働でした。
アイスクリーム産業のきっかけは、1851年、ボルチモアの牛乳屋ヤコブ・フッセルが余った生クリームの処理に困り、アイスクリームの生産販売を思い付きます。牛乳工場をアイスクリーム工場に切り替え、アイスクリームの産業化が始まったのです。
1870年代には、アンモニアガス圧縮式の冷凍法によるアイスクリームの工業生産が始まりました。
1868年、屋台のアイスクリーム売りがはじまります。出稼ぎのイタリア人たちが氷入りの冷蔵庫を乗せた手押し車でアイスクリームや氷菓を売り歩いていました。その年代を背景にしたアニメや映画でもよく見られる屋台のアイスクリーム販売方法です。
アイスクリームの受け皿になり、かつ、そのまま食べられるトウモロコシでできたコーンは、発明者が不明です。このカップは、1904年のセントルイス万国博覧会のアイスクリーム売りが使用し、一気に全世界に広まりました。
1920年から14年間続いた禁酒法により、多くのビール会社がアイスクリーム産業に参入。かつてないアイスクリームが発売されたり、新技術も開発されました。日本でもおなじみのアイスキャンディーはこの頃誕生しました。
1984年、アメリカの『国民アイスクリームの日』制定 されました。1984年、レーガン大統領は、アイスクリーム産業が乳業の発展に貢献したとして、7月を『国民アイスクリーム月間』、7月の第3日曜日を『国民アイスクリームの日』と制定しました。 アイスクリームの日を制定するなんて、アイスクリーム最大の消費国アメリカならではの行事と言えますね。


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